11月になり、朝晩ぐっと冷えるようになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
季節は確実に進んでいますが、どうやら私も進んでいます。
実際には私が進んでいるというより、私の周りを流れる空気感というか範囲中というか周波数というか波動というかが変わってきている感じです。
4月に阪大文学部の科目履修生を始めてから、出逢う人が変わってきました。
環境って大切ですね。
夏期講習としてジャイナ教の概論を受けたことをきっかけに、10月に阪大キャンパスにて開催されたジャイナ教研究会にもふらっと参加し、そこで知り合ったジャイナ教研究の権威の先生方から繋がって、ヨーガの実践をしながらご自身のシャラを持ち、大学にて教鞭も執っているという先生に繋いで頂きました。
まずメールでコンタクトをとったところ、なんと、阪大でも非常勤で授業を持たれているとのことだったので早速聴講参加。
先生は、来られるのであれば授業後面談しましょうとおっしゃり、ちらっとふわっと聴講できると思っていた私は緊張🫨
でもお断りする理由にはならないので、サロンのご予約も入ってなかった為、お伺いしました。
場所は母校の外国語学部。
母校とは言えど、移転してから行くのは初めてで、あんな僻地にあったのに、千中から頑張れば歩いてもいけるような場所に、イマドキのおしゃれな建物になっていました。私立のお金持ち学校みたい…✨
間谷時代の面影なし。
当時は筑波大学と自殺率ナンバーワンを競っていたように聞いていましたし、日本のネパール🇳🇵(だったっけ?違う国かも)と言われたりもしていたほど、薄暗い雰囲気でした。
ところが今の建物は、窓から見えるのは視界を遮る近代的な建物、トイレはもちろん全自動で、ハンドドライヤーもあったりメイクブースもあったり…
もちろん教室も最先端。
黒板なんてものはなく、埋め込みのホワイトボード、もちろんPC画面と繋ぐモニターも高画質。
豊中のキャンパスでは今でもまだ黒板とチョークの部屋が多く、モニターの画像も低いところが多いので、新キャンパスが優位。
学食も、名実共にカフェテリア☕️なおしゃれな感じに仕上がっていて、そのテラスが箕面市の公共施設などと陸橋で繋がっているような、これは大型商業施設ですか?という感じ。
間谷ではバス停の目の前に長机だけがただただ並べられていた自習室も、おしゃれなカフェ感。
もちろんコンセントも充実し、一人で座れるソファがあったり、数人掛けのテーブルもあったり、そして、その入り口は自動ドア!
あの時は場所も設備も不満だらけだったけど、夏は虫に襲われ、冬は隙間風ビュービューのあの校舎が今となっては懐かしく思われます。
面影を感じたのは生協の名前がレインボーだったことくらいでしょうか。
きっとあの世界時計も移設されているのだろうけど、初日は聴講の後、先生との面談もあったので見つけられず。
授業後、先生とカフェで小一時間、千中まで二十数分一緒に歩き、そして梅田までの地下鉄もご一緒して、その間お話をさせて頂きました。
先生ご自身、研究者としては劣等感を感じられていた時期があったり、色々あったそうです。
それは白い巨塔と同じで、医学部ではなくとも、大学という組織や研究者の集まりになるとそこでの常識や様々なしがらみがあるんでしょうね。
先生はご自分のことを、大学で教鞭をとる資格はあるけれど、私は研究者でなくヨーガの実践者だとおっしゃっていました。
研究者と名乗るには研究の先生に失礼だし、やはりインド学と一言で言えど、その分類分けは即ちランク分けのように暗示され、ヴェーダという一言では済まされないものがあるのだと。
これもやはり、同じ医者といえど、診療科やその中でもご専門によって権威があるとかないとか表現されてしまうのは同じですね。
先生のヨーガ(アーサナ)については、ご自分の師匠から教わってきたことに自分のアレンジも加わっているので、何流とかいうことではないとおっしゃっていましたが、一度先生のアサナクラスにも参加したいです。
3時間クラスは、呼吸法を少し入れることもあるくらいで、瞑想抜きで基本的に3時間全部アーサナなんだそう。。。
禅瞑想も得意分野でいらっしゃるそうなので、そちらも行ってみたい。アーサナもいいけど、瞑想は大事ですよ。と言われてぐうの音も出ません。
先生は師匠からの教えで、宣伝広告はしないと決めていらっしゃるそうで、ホームページもわざと検索にひっかからないようにしているそうです。辿り着く人だけが辿り着けるし、辿り着いたとしても先生のクラスに参加するには面談があるそうです。
そんな先生でも、心では集客が…とそわそわしたりすることもあったそう。
でも先生の頭は広告はしない、生徒は0でもやる。(でもゼロだったら寝てるともw先生でも同じなのねと安心。笑)と決めているそうです。
私も集客や売り上げに関して、心がそわそわざわざわドキドキしますが、でも、それでもやると腹だけは括っているとお答えしました。
先生は今、クリシュナマチャリアについての研究を始める準備をされていて(そういうの共同研究したい)、まずはよくまとめられている自伝を見つけたので、その日本語訳からとお考えのようですが、あのクリシュナマチャリアでさえ、生徒1人からやっていた。というか、1対1でしか教えてなかった。ということで自分を奮い立たせている、と。
今目の前にいる先生と、そしてヨーガがここまで広がるきっかけになった尊師との存在が私をたいそう勇気付けました。
私に対しては、ヨーガを実践し、インドにも通いながら大学にもいるという稀有な存在なのだから、大学特有の落とし穴には気を付けながら、そして、勉強への傾注が難しい時期があってもその時は罪悪感や劣等感など感じずに自分のペースで流れに任せて、今持っている疑問や興味からスタートしてみればいいとおっしゃって頂きました。
それはやはり、研究者ではなく実践者だとおっしゃる先生だからこそのお言葉。
私の疑問について、知りたいことや伝えていきたいことをどんぴしゃでお話しされている講演なども各地でされているようなので、可能な範囲で参加しつつ、もちろん大学の科目履修も続けながら、院も視野に入れつつ、でも無理はせずに付かず離れず自分なりの学びとアウトプットを継続していきたいなと思います。
行くまではびびっていた先生との面談の中で、
どうやったら集客できるだろう…
どうやったら売り上げを上げられるだろう…
あの人のようにできるだろう…
人気のあの人が羨ましい…
と、いつもどこかでどこかの誰かのようにやれたらいいのにな、と思っていた自分に改めて気が付きました。
それと同時に、私にしか出来ないことをとことんやってやったらいいんだ、と改めて気が付きました。
私にしか出来ないことはなんだろう?と探す必要もないのだと思います。
目の前にあることにとにかく真摯に向き合うこと。
それに尽きるのだろうな。と、この気付きを一体自分の中で何回繰り返すのだろう?と言うくらい、わかっているつもりでいつの間にか忘れ、そしてまた誰かや何かがきっかけになって思い出す。という繰り返し遊びをしている気がします。
だからね、私はとにかく毎朝練習をして、自身のサロンAnantaでの施術や指導と、超自由出勤の税理士事務所とで有難くお仕事させて頂き、大学の宿題もとにかくやる。
まずはこれに尽きるのだと思います。
こういう生活を選んだのは自分のはずなのに、不安になったり、お金に悩んだりするのですから、人間ってほんとに変な生き物ですね。
5月から10月まで、毎朝の練習を自宅で一人で取り組んでいましたが、11月からホームシャラに戻り、先生と仲間の元での練習をさせて頂きます。
久しぶりのシャラには新しい顔が複数あり、新陳代謝を感じました。
こちらのシャラの先生も、腹(腹派か頭派かはわかりませんが)を決めて指導されている先生。
真摯に向き合っていれば、こうやって生徒さんが来るんだなぁ…と、どの先生も尊敬です。
1,2ヶ月で戻るつもりが、半年ほどかかってしまい、これからどんどん暗く寒くなる朝にめげずに通えることを目標にしようかと思います。
皆様はいかがお過ごしですか?
是非お話をしに、リラックスしに、ご自分を解放しに、Anantaをご利用いただければ嬉しいです。
今月はヨガ数秘学ではマンスリーナンバー9の月です。
こだわり過ぎずに、離れるものは追わずに手放し、片付けれるものは片付けることを意識して過ごしてみてください🧹
1の3並びの11月1日。
別に言いたいことも書きたいこともあったわけじゃなかったけど、誰かに届くブログになったらいいな〜。